出会いの話

離婚の原因は「環境作りの失敗」

こんにちはFです。

今回は、これから離婚を考えているよって方に読んでほしい記事になります。

そして離婚するなり、継続するなりの判断材料にしてもらえたら嬉しいです。

離婚の原因は「環境作りの失敗」

バツがついた傷もだいぶ癒えてきた頃、そもそも離婚原因って何だったの?とよく聞かれるようになりました。

そういわれるとよく考えたことが無かったので考察をしてみようとFは思い立ったのです。

結論から言うと「相手から裏切られない環境を作らなかった事」だったのかなと思います。

以下の環境づくりでミスってたなと思うのでまとめてみました。

・夫婦の収入バランスのミス

・根本的に嫌いになるような環境にしたミス

・男女関係のミス

同収入で結婚生活に満足していないと離婚しやすい

夫婦のパワーバランスはやはり収入によるところが大きいと思います。

妻による収入が家計の40~50%程度を占めたときにもっとも離婚確率が高くなると述べている。すなわち、夫と妻が同じだけ稼いでいるときにもっとも離婚確率が高くなるというわけである。しかも、結婚満足度が低ければなおさらだ。

離婚の経済学/橘木俊詔+迫田さやか(講談社現代新書)

前妻とFの収入はほぼ同じくらいでした。

つまりは結婚生活がうまくいかなくなっても、いつでもお互い自立できますよって前提があったことになります。

ここがまず離婚の基盤になっていたのかなと思います。

お互いの収入にはすこし差があった方がいいのかも知れません。

この事実を踏まえ、結婚相手に専業主婦になってほしいかと言われると、Fは妻を養えるほどは稼げていないのが現状なのでそういうわけにもいきません。結婚相手にも働いていてほしいと思っています。

もしくは女性の方が多く稼いでいるかです。Fはプライドはないので、結婚相手が自分より多く稼いでいても気にしないと思われます。

再婚があるのだとしたらお互いの収入面は気にしたいところです。

それでもいいと言えるほど好きじゃなくなった

ある日前妻が帰ってこない日がありました。

電話しても出ないし、友達に連絡しても居場所が分かりませんでした。

その日はめちゃめちゃ心配して眠れませんでした。

次の日の夕方、げっそりと心配しているFを横目に前妻が普通に帰ってきました。

すごく心配したんだぞって事を伝えても前妻はふーんと言った様子で意に介していませんでした。

その日を境にちょいちょい帰ってこない日があるようになりました。

酷いときは何の連絡もなく二日間いなくなり、帰ってきたときは友達と旅行に行っていたというのです。

帰ってこない日があるのは止めてほしいと言っても、一向に聞き入れてもらえませんでしたし、どこに行っていたかも教えてくれません。

Fの友達に相談しても絶対浮気しているよとしか言って貰えませんでした。

変な話ですが、前妻は浮気系の映画やドラマをみて気持ち悪いと言っていたので、そういう事をする人ではないとFは思っていました。(最後までわからなかったけど)

次第に向こうの態度まで悪くなっていきました。

Fが仕事から帰宅すると前妻は自分の部屋にこもりきりになって出てこず、会話もできません。

話しかけるとイライラしている様子です。

本当は浮気しているんじゃないか、いやそうじゃないかも知れない。こんな疑心暗鬼にとりつかれた生活が2年続いて、改善を試みましたが、悪くなる一方でした。

過去の楽しい思い出にすがっていましたが、それでもいいと言えるほど、もう相手のことをFは愛してはいないことに気がついたのです。

「もっと自分のことを大切にしてください」とある友達に言われて、その言葉が大きく刺さりました。

離婚を切り出すきっかけとなる言葉でした。

親子みたいな関係になってしまった

前妻には前妻の言い分がありました。

例えば新婚旅行で行った先で喧嘩になって台無しにされたって事や、テーマパークに行ってもFがつまらなそうにしているのが辛かったそうです。

楽しみを共有できなかったのが前妻を辛くさせていたのだと思います。

そうこうしているうちに、向こうがFの事を男として見なくなったのだと思います。

結婚式の日からセックスレスでした。

前妻とは親子みたいな関係になっていました。

飯作る、掃除する、洗濯するはほぼFがやっていました。

こっちが家が汚いのが気になる性分なので率先してやっていました。

汚部屋でも過ごせる前妻には敵いません。

向こうも冗談で「お母さんご飯まだー?」って言ってくることがあるくらいに家事はこなしていたと思います。(今思うといい様に利用されてた)

男としてコミュニケーションを取ろうとしてみましたが(夜のお誘い)、向こうが望まなかったので酷くFは落ち込みました。

女から男として見られなくなった時点で男女の関係は終わるんだなと思います。

セックスレスが続き、このままでは人生が無駄になりそうって気持ちがどんどん強くなっていたのも離婚の原因だと思います。

3つの欠如で再婚は失敗するのか

離婚後の反省点を考えました。

次の3つの欠如を意識しないと、再婚しても失敗するかもしれません。

フランスの劇作家アルマン・サラクルーは「判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する」と述べた。「もうアンタの顔なんて見たくない」と家族をやめたのに、もう一度結婚するのは、どのようなメリットを感じているためだろうか。

離婚の経済学/橘木俊詔+迫田さやか(講談社現代新書)

判断力の欠如

離婚して時間が経った今、結婚していたなんてまるで夢を見ていたようです。

そもそも結婚したのはなんでだったのか。

勢いで、何の責任感もなく結婚した気がします。

脳みそお花畑状態だったと言わざるをえません。

今もスマホに保存された当時の写真を見てしまいます。

前妻と出会った当時の写真を見るのですが、当時どんな気持ちだったか思い出せません。

恋愛時期は盛り上がっていたと思うし、頭の中お花畑だったかと思うのですが…。

忍耐力の欠如

帰ってこない妻。毎日不機嫌な妻。家事しない妻。

Fは毎日不機嫌な人といるって事に耐えられなかったです。

そこが自分の忍耐の限界ラインでした。

自分を大切にして欲しいと言ってくれた友達に感謝しています。

やはり自分の忍耐限界ラインを越えてまで相手と付き合うことは「自分を大切にする」ってこととはかけ離れているのだなと思いました。

記憶力の欠如

このブログ記事を書くまでに、妻にされて嫌だった事すら忘れていました。

Fの脳みそはありがいことに(?)そんなに記憶力が良い方ではありません。

再婚活をする中で、やはり脳みそお花畑状態になることがあります。

相手がどういう人間かわからないままにお互いが判断ミスをしたまま結婚してしまったら、また不幸なことになりかねません。

戒めとして、お花畑状態のときに重要な判断はしないと心に誓いました。

参考文献:離婚の経済学/橘木俊詔+迫田さやか(講談社現代新書)