街中で女性から声をかけられたり、マッチングアプリで知り合った女性と
カフェに行って話をしていたら、怪しげな理論のお金の話をされて
30分くらいしたら強面の男性が登場して強引なマルチの勧誘を受けました
こんなのがマルチの勧誘の常套手段だと思っていました
幸いにも私はこれらの勧誘にあったことがありません
特に、マッチングアプリとかで色々な女性の方にお会いしてきたので
一度くらいはマルチ勧誘狙いで登録している方にお会いするのかなと思っていたのですが
それならHはマルチの勧誘受けた経験はないの?
と聞かれると、あります。
勧誘だと気がつくまでに3ヶ月くらい掛かりましたが、勧誘されていました。
色々勉強させてもらったので感謝してます(最後の勧誘はちょっと怖かったですが)
その体験のお伝えします。
きっかけはゲーム会でした。
30代前半のころに近所の図書館でビジネス書を借りて読むことを習慣にしていた時期があるのですが、そこで借りた「金持ち父さん貧乏父さん」というマネーリテラシーを上げる名著を借りました。
選んだ理由はなんとなく名前を聞いた事があり「竿竹屋はなぜ潰れないか」「チーズはどこへ行った」みたいな教養的な本なのかなと勘違いをして借りました。
実際はゴリゴリのお金の勉強本でした。
資産の作り方を分かりやすく伝えてくれる内容で、舞台はアメリカですが日本でも考え方は活かせるものです。欠点といえばマルチの勧誘の際の参考図書にされすぎてて、この本自体が怪しい印象を持たれていることでしょうか。もったいない。
この書籍の中に出てくるボードゲームで「マネーゲーム」というものがあります。
このゲームは書籍の作者が実際に開発したゲームで、子供でもプレイできるよう内容で、遊び続けると気がつけばマネーリテラシーがとても上がるというものです。書籍もゲームの宣伝のために書かれたと言われていますが、書籍を読んだ後にゲームをやりたくてAmazonで検索をしましたので宣伝効果は抜群でしたね。
このマネーゲームは非常に高額で当時3万円くらいしました。
面白いかどうかも分からないゲームにそこまでお金をかける判断はできず
ボードゲームカフェで取り扱ってないか検索をしていたところ
1000円で遊べるボードゲーム会の情報が引っ掛かりました。
場所は人形町近くの公民館で、週末の午前中に毎週開催されているようでした。
3〜4時間遊んで1000円なら安いですしボードゲーム好きの女性と知り合えたら良いな、くらいの軽い気持ちで参加を決めました。
当日、会場に行ったところ、ボランティアでゲームのルールや攻略方法を教えてくれる方と遊びに来た人の2種類の人に分かれており、それぞれ同数の人数がいました。
マネーゲームのボードも何台か用意されていて、
ゲームプレイ経験数によって何卓かに分かれてゲームをプレイします。
このマネーゲームはなかなか難しく、一般的なお金の価値観だとまず勝てません。
勝つ方法を簡単に言うと、
ギリギリまで借金して不動産を買う
買った不動産で新たなお金を生んだり、それを担保にさらに借金をして新たな不動産を買うという方法です。
攻略法を理解した上でゲームをしても、なかなか自分が可能なギリギリの借金できる金額が分からず、
借金しすぎて破産したり、借金が足りずに不動産を買う資金が足りない、といったことになります。
慣れると、自分がどんな職業と資産でスタートしても、生活費と収入を元にギリギリの借金をして
不動産を買ってそこから資産を右肩上がりに増やしていくことができます。
私は最後の方は70%くらいは成功するようになりましたね。
ということで、ゲームとしては難易度が高いためやり込みがいがあり
1回のプレイに1〜2時間かかるため、多くて1日2回ほどしか遊べません。
私はそれに10回程通いました。
10回通うと1回無料というサービスがあり、10回は通いたくなるような簡単な仕組みがありました。
ゲームをプレイしていた当初は、なぜこんな安価な金額で
ゲームと、場所代とボランティアのスタッフが稼働できるのかなどは深く考えていませんでした。
蓋を開けると、ボランティアの人は全てマルチ関連の人で
ゲームを遊びに来た人が勧誘対象者でした。
このマルチチームの組織は、
1人の男性(50代くらい)がオーナーでボードゲームなどを所有していて、
その下のメンバー達がゲーム会を開いていました。(続けていくうちに判明しました)
メンバーは30代が中心で男女いましたが、気さくな方が多く
カフェで現れる強面の男性のような方はいませんでした。
女性も地味な方が多かったです。
ボードゲーム会の最後の方にオーナーが現れて、会場で少し話をしたのち
ゲーム会後に毎回開催されるカフェでの反省会に移動して
さらにオーナーの話をみんなで聞いたり、対話したりしていました。
その時の会話内容は深くは覚えていませんが、
オーナーは資産家で働かなくても生活ができる状態のため
ゲーム会でプレイした「マネーゲーム」の定義で「勝っている側の人間」で、
その状態がどれたけ楽しいかということをプライベートが充実していることを楽しく話をしていたように思います。
このお話は長くなるため、次回に続きます。