出会いの話

婚活パーティ経験記 悔し涙の新宿編

Hが初めて婚活パーティに参加したのは、新宿西口の会場でした。

ネットでスマホを見ていた所、婚活パーティの紹介広告が出て

「残り●名様!男性不足中急募!」的な事が書かれていたんです。

当時婚活パーティの知識がまったくなかったHは物珍しさでクリックして

婚活パーティを紹介するサービスに足を踏み入れました。

(確かPartyPartyって名前だった気がします)

利用したことが無い方のために先にお伝えすると、

基本的にWEBサイトで募集している企画て危険な婚活パーティというのはほぼ無いです。

大手サービスを利用していれば100%ありません。

女性が男性の半分くらいしかいない事はありますが…

参加価格はおよそ5000円〜10000円くらいです。

女性は無料が殆どで、たまに1000円とかあるようです。

パーティの内容は、

・会場に到着するとプロフィールカードを記入

・座席が男女交互に割り振られて、入り口で番号を伝えられて座席に座ります

・パーティにはMC役の方が一人〜二人いて、進行をしてくれます。

・MCの簡単な説明の後、最初のトークタイムとして5分くらい、隣の女性との会話をします

 5分すると終了の合図があり、男性が立ち上がって移動します。

 基本的にはすぐ近くの座席に座りますので、前に話をしていた女性の近くで別の女性とお話をすることになるので、何となく居心地悪いですw

・こういった会話を行い一周したところで、現在の人気投票を行って発表します。

 この発表は、恐らく人気の人を伝えることで分散させたいという運営側の意図があるものと思います。

・そして後半も同じようにトークタイムです。会によっては後半は自由に相手を決めて移動できるという場合もあります。Hはナンパとかする勇気など全くない大人しい男性なので、自分からアプローチしに行くのが非常にしんどかったです。

・最後のトークタイムが終わると、好みの異性を紙に書いて係員の方に渡して、集計が行われた後発表となります。

 無事相思相愛になった方は、連絡先交換のために別室に移動したりします。

 何にも無かった方達はトボトボと一人で帰ります。

初回は、これらの前知識があまりないまま(経験者のブログを見たりしましたが、書いてある内容が全然違いました。今思うとあれはただの合コンレポートだったのではないかと思っています…)

結論から伝えると、その日はトボトボ帰りました…

とても素敵な女性がいたのですが大人気で、マッチングはしませんでした。

・途中発表でほぼ半数の男性から第1候補として上げられていたこと

・後半のトークタイムでも積極的な男性に阻まれて一度もトークできなかったこと

これらを考えればマッチングするのは無理と思うのですが、

前半の時に運命を感じてくれていたら、という夢見がちな考えだったのだと思います。

ただ、その会に参加した女性たちのラインナップはかなりすごかったです。

全体で40人、20対20くらいの会でしたが年齢はばらばらで、下は20代前半から上は40くらいまで。

婚活パーティ初めてです!緊張してます!的な真面目キャラで行ったのですが

20代前半の女性が友達と来ていましたが、会話の最初で「私、婚活パーティでの出会い興味ないです」と言われました。

え?なに?婚活パーティって出会わないで何するの?

一瞬頭が真っ白になりましたが、気を取り直してただ会話を楽しむように話をしていると、

「ジュースとお菓子がタダで食べれるから来た」的なことを言い始めました。

ちょっとどうなってるの?スタッフ!と思わぬでも無かったのですが

若い女性と楽しくお話できる機会をもらい(少し可愛かったのもあり)、まぁ良いかと言うことで会話を楽しんでその女性とのトークタイムを終了しました。

そして、期待に胸を膨らませて移動した先の女性に挨拶をすると…

「私、隣のあの子と友達で、私も出会いに興味ないんです」とのこと。

おおい!ここは何パーティーなのよ!と思わぬでも無かったのですが、

若い女性との会話は楽しく(少し可愛かったのもあり)、まあ良いかということで会話を楽しみました。

その後、普通の女性たちとも話をしたと思うのですが、

全ての女性が婚活に興味を持たないサクラなのかも?と思いながら会話をしていたので

会話に身が入りませんでした。

前半の後半のタイミングで、清楚な雰囲気で可愛らしく喋り方も優しい好みの女性に出会いました。

そう、この方が一番人気の方です。

前に喋っていた男性が、時間になっても移動しないで必死に話しを続けていたり

途中のトイレ休憩時間+飲み物補給時間に別の席の男性が歩いてきて話しかけたり、

異常な人気だったなと後から思い出すとその方の異常な人気が推し測れますね。

僕もお話をしてその方の虜になり、第1希望で出してしまうのですが

その方以外にも、話が合う建築士の会社員の方や、金融系の企業にお勤めの方ともプロフィールカードの共通点を切っ掛けに会話を楽しんでいました。ただ、その方達の仕事の情報しか覚えておらず容姿などは一切覚えていないので、第1希望さんに全てを吸われてしまったようです。

ちなみに後日(?)談として…

第1希望の女性がどんな男性とマッチングしたのか知りたくて

会場のビルの入口を、道路挟んだ反対側から見ていたりしました…今思うとやばいやつです。

あわよくば連絡先を渡せたらと、コンビニでメモを買ってきてアドレスを書いて用意してました。

30分待っても出てこなかったので諦めて、

数千円支払ってなんにも成果がなかったことの悔しさ

ウキウキしながら会場にかなり早く向かったためパーティの時間を含めて半日くらい無駄になった徒労感

好きになりかけたひとに振られたような議事失恋感を抱えて、

JR新宿駅の改札を通って帰路につきました。

行動する勇気と知識が無いばかりに何も出来なかった、悔しい婚活パーティ第1戦目でした。

この事を反省して次回以降のパーティは成果が出るようになってきましたが…それはまた次回に!

婚活パーティに興味ある方に、体験レポートとして楽しんで貰えればと思います。