最近、ファイナンシャルプランナー(FP)の勉強をしていて、Fさんに学んだことの相手(実験台)をしてもらっています。
資格をとって仕事にするつもりは無いのですが、FPの勉強を通してお金の知識を身につければ自分や周囲の人が困らないようにアドバイスできるかなと思ったのが勉強のきっかけです。
自分の貯金、収入や支出を人に話をするのって少し抵抗感ありませんか?
それが友達なら尚更話し辛かったりしますよね。
Fさんはその辺の感覚が一般の人と違い、素直に話をしてくれるタイプなので
FPの勉強の相手をして貰う事を相談して了承をして貰い、Fさんのライフプランを組ませてもらっています。
ライフプランを組んで気がついたこと
FPの人がお金の相談を受けるときに使用するのが、
ライフプランニングシートというものがあります。
今から、数十年先までのマス目があって自分の将来のライフイベントを書き込んで、そこに紐づくお金の動きを書きます。
例えば、3年後に再婚した場合、結婚式で200万円、新婚旅行で50万円、結婚指輪で20万円などの支出が生まれたり
5年後に会社で昇進して、年収が30万円上がったり
地に足ついた内容を記載して、将来を具体化していくためのシートです。
これを使用すると希望する人生を歩むために必要なお金が可視化できて
FPの資格を持つ保険販売員の人だと「ここでお金が必要になるので貯蓄型の保険を〜」といった
勧誘をすることがスムーズにできます。
私は保険を販売する資格もつもりもないので、
Fさんのシートを仮組みしてどういったアドバイスができるか考えていて気が付きました。
アラフォーで婚活して、成功して結婚でいた場合にすぐに支出が嵩むという事実です。
・同居のための引っ越し
・結婚式、披露宴
・新婚旅行
・出産、子育て(場合によってはサイド引っ越し)
これらのイベントが3年以内に怒涛のようにやってきます。
総額で400万円くらいでしょうか。(出産等の補助を受けたとして)
さらに育児による奥さんの休業による年収減もあります。
これらを一人で支払わず相手にも負担してもらう事はできますが、
自分一人で支払える状況のほうが、婚活相手の候補者は増えます。
タダでさえバツイチで候補者が少ないのに、
貯金がないことで、ある程度の貯金がある女性のみに候補の女性を絞らないと行けないのは厳しいなというのが私の感想です。
そして、貯金額はかなり深い関係にならないと聞けない質問なので、すごく良い関係になったのに確認したら駄目だった、となるのはあまりに悲しくないですか。
そのためFさんには、貯金を作るように話をしています。
ベストセラーの「お金の大学」という本を参考に、資産を作るための4つの力の
お金を…「貯める力」「稼ぐ力」「守る力」「使う力」のうち
一番最初に鍛えるべき「貯める力」について知識を渡して、
・家賃の見直し
・携帯電話の通信費の節約
・不要な保険の解約
・不要なサブスクの洗い出し
等を順次進めて貰っています。
入ってくるお金よりも出ていくお金が少なければ、貯金は出来ます。
毎月の貯金金額が分かると、1年後2年後までに自分の貯金金額がいくらになるか分かります。
もし、それだと足りない・間に合わないと思う場合は
第二の力「稼ぐ力」を鍛える事を伝える予定です。
Fさんは倹約を始めたてなのでどこまで下がるか確認中です。
家賃が安い部屋に引っ越しをして、楽天UNLIMITに切り替えてと順番に進めてくれています。
同時に確認するのは、生活費を下げた状態でFさんの毎日は本当に楽しく過ごせているかということです。
将来のために今を犠牲にするのは良くないと考えていますので。
結果、貯金するお金が足りないのであれば「稼ぐ力」を伸ばします。
具体的には副業ですね。身近なのだと、メルカリで不用品を処分するのもそうです。
UberEatsをして稼ぐのも、ホームページを作るアルバイトをするのも副業です。
できることをやって、収入を増やすことで貯金額を増やす想定です。
この辺りはFさんが始めることには、サポートとして私も伴奏したいと思っています。
一人でやるより二人でやる方が情報交換の会話が出来て楽しいので、私にとってもプラスだと思います。
もし私達が20代であれば、時間という武器があります。
結婚する相手も20代の場合が多いため出産することに気持ちや時間の余裕があり、
結婚式と新婚旅行を終えると、その後しばらくは二人で働いてダブルインカムで貯金がガンガン貯められる時期があります。
また、上記のダブルインカムで貯金をしっかり作ってから離婚をされた方は、
現在の手持ち資産があるため、私達が悩んでいるようなことは問題にも考えていないかもしれません。
その場合は「ああ、お金掛かるんだな」くらいで考えて貰えれば大丈夫です!
結婚は経験しているので掛かる費用は分かりますが、
出産〜子育ての経験がなく掛かる費用が分からなくて不安な人は多いと思います。
そして、アラフォーで再婚を考えられている方の中には子供がほしいと考えている方もいると思います。
でも、知識を仕入れてしっかり作戦を立てておけば大きな波も乗り越えられます。
私達もこのために色々調べながら生活をしていますので、使える情報を発信していきます。
一緒に頑張りましょう。