こんにちはFです。
今回は離婚後に再婚活のために相席Barに行った話をします。
相席Barに行ったことが無いってバツイチの方も多いと思うので、そんな方に読んでもらいたく記事を書きました。
初めての相席Bar
離婚して間もなくの年明けに、会社の年下同期から「相席Barに行かん?」と誘われました。
同期はFの交友関係の中では珍しく遊び人です。
マッチングアプリは複数併用、合コンやイベントも毎週のごとく行ってる、相席Barは何度も行ったことがあるという超外交的なタイプです。
女性からしたら嫌かも知りませんが、Fは同期に感心していました。
浮気はできないタイプのFなので、マルチタスクに色々こなせる同期の事をのがすごいと思っています。
そんな同期に誘われたことと、相席Barってどんなものか知らんという思いから、傷心していた割にはむくむくと好奇心が湧いてきたので「然もありなん」と返事をしたのでした。
正月三が日から相席Barって営業しているんだなと感動しつつ初めてその門を潜りました。
キャバクラみたいに薄暗く高級感のある内装の店内に入ると受付の女性がやってきました。
人数は男2人ってのを伝えると、お店のシステムと、女性の方が少ない状況なので相席まで少し待つと伝えられ席に通されました。
入店時にチャージ料が500円かかるのと、相席してない状況だと10分200円、相席が開始すると10分500円かかるとの事でした。
ドリンクとフードは別料金って感じみたいです。
ちなみに女性は完全無料で飲食できるとのことです。(羨ましい!)
相席チェンジの目安
席についてあたりをきょろきょろ見回すと、一人で来たと思しき男女が数組いるのが見受けられました。
女性が一人で相席Barに来るってことは出会いを求めているのか知らん。
はたまた女性は無料で飲食できる仕組みになっているので、ただ飯を目当てに来るのだろうかと思いを巡らせました。
しばらくすると20代と思しき女子二人と相席になりました。
率直そうな子と大人しそうな子のペアです。
盛り上げ上手な同期に話を全振りして、Fたまに会話に混ざるような形で進行していきました。
自己紹介と出身地、何の仕事してるのかと、基本情報の交換がまず行われます。
その次に同期がこんな質問をしました。
同期「今日はどうして相席Barに来たの?」
率直な子「ただでお酒飲めるからきましたー」
同期「へー。出会いとか求めてきたわけじゃないんだ?」
率直な子「まあ、いい人がいればッて感じだけど楽しくお酒が飲めればそれでいいかな」
この質問は結構クリティカルな質問らしく、何目的で相手が来ているのかが判別できると同期は言っていました。
ただ酒目的の女子は出会い目的よりもマッチング(連絡先交換して次のデートに繋げる)する確率が低いとか何とか。
話のバトンが率直な子に移っている間に、同期がスマホを弄っているのをFはちらっと見ました。
その後すぐに店員さんがやってきて相席チェンジとなりました。
相席Barのシステムで、スマホアプリから相席チェンジを要請できる仕組みになっているようです。
どうやら同期が気に入らなかったので相席チェンジとなったようです。
ちなみに相席Barに行く前に相席チェンジのタイミングは全部同期に任せて、ただ酒目的の女子が来たらチェンジって事に決めていました。
歩いて帰ろう
席を変わってしばらくすると、また20代と思しき女子2人と相席になりました。
今度は活発そうな女子とノリの良い女子2人組です。
例の基本スペック紹介を終えて「何で相席Barに来たの?」の質問を同期が繰り出しました。
ノリの良い子「お正月だからってのと、ノリで来ました」
この回答は同期的にOKだったらしく、そのまま会話は続いていきます。
同期「相席Bar来たの初めて?」
ノリの良い子「もう3回目くらいですね。でも毎回30代のおじさんに絡まれるんですよ」
同期「へー。ちなみに俺たちいくつだと思う?ちょっと当ててみてよ」
活発な子「えー。どうかな?二人とも20代?」
ちなみにFはアラフォーですが(2022年時点)、見た目童顔なのでよく20代に見られます。
同期「俺は20後半」
F「30半ばです」
女子2人「えー」
何だか30代は興味なさそうな女子だなと思ったので、Fはこの時点で戦場から退却しました。
逆に同期はこの2人が良かったようで連絡先の交換までしていました。
しばらくすると女子2人が悪びれる事もなくチェンジしたいと言ってきたので相席チェンジとなりました。
おそらくFがつまらないオーラを出していたのが原因だと思われます。
同期「この後良かったら飲み行こうよ」
ノリの良い女子「気が向いたら連絡しますー」
この時点で相席Barに入って1時間くらいでした。当初一時間くらいでお店を出る予定だったので、ちょうどよい頃合いでした。
お会計カードを持っていくと、一人当たり5,000円くらいの支払いとなりました。
うーん、なんだかコスパ悪い感じが否めない。Fはそう感じながらお店を出ました。
これが自分とマッチングするような女性を最初から選べるなら、そう感じなかったかもしれません。
お店を出た後、同期はさっきの2人から連絡こないかとワンチャンを期待しているようでした。
1時間待っても連絡来なければあきらめようと、ドン・キホーテと古着屋を梯子して時間を潰すことにしました。
Fは同期には悪いけれども何も起こらないだろうと感じていました。
結局、40分くらいして酔いも覚めてきた2人は、今日はここでお開きにしようってことで駅に向かいました。
F「今日は相席Barに連れ出してくれてありがとう」
同期「いいって事よ!まあFちゃんも離婚の落ち込みから回復してきたようで良かった」
離婚の云々は同期にも相談していて、心配していてくれたようです。
今回相席Barに誘ってくれたのも同期なりの気遣いだったのは知っていましたし、それはすごく嬉しいことでした。
同期「まあ、こんな感じで今年もよろしくね」
F「こちらこそ。それじゃ俺は歩いて帰るよ」
同期「おお。そっか。それじゃあ、またねー。おやすみー」
改札潜ってのしのし歩いていく同期を見送ってFも歩き出しました。
駅から外に出ると夜の寒さが身に染みました。
残りの正月休みをどう過ごそうか。そんな事をぼんやり思いながら帰路を歩きました。